予告編を見て興味が湧き、すでに公開済みのアメリカでの評判を聞いて公開日に鑑賞。これは…すごく楽しい！
社会人になり、今はゲームからはだいぶ離れた生活を送っているけれど、「スーパーマリオブラザーズ」をはじめとした任天堂ゲームを通った世代の私はもう映画を見ながら始終にやにやしっぱなしだった。
任天堂ゲームで育った私のような人間は、映画のなかに散りばめられたあれやこれやに楽しめること間違いなしなのだが、例え知らなくても楽しめるストーリーが待っている。（とはいえ、知っているならばより楽しめること間違いなしだ）
勿論、登場するキャラクター達も魅力的だ。マリオとルイージの兄弟はもちろんのこと、めちゃくちゃ強いピーチ姫に、“かわいい”ピノキオ。そして、クッパ！（クッパの歌は最高！声優さんって本当にすごい！注意！吹替鑑賞です)
語りたいことはたくさんあるけれど、ネタバレしたくないので、ここまでで。それに、正直自分自身も全てを見つけられたか自信がない。（それゆえ、これはリピーターが出そうな気もする）
94分という短めの尺で、テンポよく進むストーリー。ゲームから飛び出してきたかのように動き回るマリオたち。その背景に至るまで世界観が美しく作り込まれているので、映画らしい演出も楽しむことができる。中だるみすることなく始終ワクワク、ニヤニヤしっぱなし。そして、見終わった後の爽快感たるや。ただただ楽しい94分。マリオの映画はこれでいい！
最後に、ひとつだけ…
「スーパーマリオブラザーズ」のゲームで、各ワールドの砦をクリアした時の、「our princess is in another castle!」の不意打ちにはこらえられずに声をあげて笑ってしまった。あの画面何度見たことか…
