完全な内輪ネタ映画。
…しかし、その内輪がほぼ全人類人生の中で通っているバグ構造。
設定説明や個性、小ネタをすべてすっ飛ばしても万人向けに出来るのはマリオならではのズル。(褒めている)
映像美は勿論、往年の名BGMアレンジとSEが心地よく、極音で鑑賞出来たのは良かった。
マリカのオタクとしてはNISCや反重力エリアなどの細かい描写が嬉しい。
各シリーズのサービスカットも散りばめられ、各々のプレイ経験から想起されるエモさが常に湧き上がる構成で終始退屈はしないが、特別面白いかと言えば結構普通。
タイムカプセルのような作品だ。