KOUSAKA

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのKOUSAKAのレビュー・感想・評価

3.8
マリオの生みの親である宮本茂と任天堂がしっかり制作に関わってるから、全く心配はしてなかったけど、期待以上にツボ押さえまくりで、子供の頃から大好きやったスーパーマリオのゲーム内世界にどっぷりハマることが出来る、最高の映画体験やった🥹‼️

そんな自分も、マリオ兄弟がブルックリン在住っていうのは知らんかった。ニューヨークのイタリア系アメリカンやったんやね。

マリオ&ルイージが初仕事の現場に向かうシーンが、いわゆる「スーパーマリオ」的な横スクロールアクションゲームの演出になっていて、この時点でテンション爆上がりで楽しすぎたんやけど、ニューヨーカーの2人のバックで流れるビースティー・ボーイズの「No Sleep till Brooklyn」がハマりすぎてた。

そもそもこの作品、長編映画やからと言って変に色々盛り込みすぎる事なく、キノコ王国 vs ダークランドというシンプルな二項対立に留めたのがまず大正解。

ピーチ姫が現代的な強い女性像になっていたのも良くて、まるでワンダーウーマン並みの活躍でカッコ良かったです。あと、クッパのロマンチストな一面が垣間見えて、最強のヒール役ながら、どこか嫌いになれないバランスもお見事でした。

今回2D字幕版で観て、オリジナル声優キャストの熱演(特にあのキャラクターのあの熱唱😆👏)を堪能しましたが、この世界観により一層没入するために、今度は3D吹替上映でもう1回見てみたいと思っています!
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