よんぴる

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのよんぴるのレビュー・感想・評価

4.0
小学生の頃にファミコンが登場して、私の家ではなかなか買ってもらえず、友達の家に入り浸ってハマったスーパーマリオブラザーズ。今回の映画版はほとんど興味ありませんでしたが、世界中で大ヒットしており、生みの親である宮本茂も全面的に協力ということで鑑賞。GW谷間の平日朝でしたが、それなりに入ってますね。家族連れがいっぱいです!
 
ニューヨークのブルックリンに住む、イタリア系移民のマリオとルイージは独立して水道修理会社を興し、一旗揚げようとしているがなかなかうまくいかない。そんな時、ニュースで下水があふれる事故を目撃し、名を挙げるチャンスと捉えてマリオブラザーズは出動するが…
 
まずは冒頭のマリオとルイージの人物紹介からの1-1再現演出に、往年のファンのハートをガッチリ掴まれます。途中のマリオカートのシーンあたりからグッと話にのめり込み、最後はマリオブラザーズの決してあきらめない気持ちにホロリとさせられます。まさか、スーパーマリオで感動するとは思いもしませんでした!
 
一歩間違うと単なるCGアニメになり得るところを、オリジナルの世界観を活かしつつ、ちゃんとエンタメ作品に昇華しているのは、イルミネーションスタッフのスーパーマリオ愛があふれる演出と、やはり宮本茂が関わっているからだと思いました。
 
それにしても、ユニバーサルスタジオとイルミネーションは最強のコンテンツを手に入れましたね!この話、永遠に続けられますから。でも、次は「ゼルダの伝説 the movie」が観たいなあ…
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