ルート2116

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのルート2116のレビュー・感想・評価

4.1
久しぶりにマリオのゲームやりたくなった!

吹替版で鑑賞

マリオ愛がギュッと詰まった一本。
幅広い世代でお馴染みのキャラクターやBGMを多用し、イルミネーションがマリオの世界を忠実に作り込んでいて、私のマリオそのままでした。

マリオ兄弟が配管工だったことやクッパがピアノ弾き語りができるなど新たな発見もあってワクワク!
マリオカートを小さい頃熱中してプレイしていたので、特にそこのシーンが良かったです。

ポップコーン片手に子供も一緒に観たい映画。
マリオに馴染みがない人でも「あっ!これ観たこと聞いたことある!」ということがどんどん出てくるので楽しめると思います。
登場していないキャラクターや続編への匂わせみたいなものもあったので次回作へ期待。

アメリカでは評論家の方々の低評価が相次いでいるみたいですが、まあ言いたいこともわからんでもないという感じですかね。
おそらくこの映画のターゲットはゲームをプレイしていた人たちと子供で間違いない。
しかしこの映画はゲームをプレイしていた(している)人の過去の思い出ありきな構成だった。お馴染みのBGMや小ネタみたいな捉え方ができない人にとってはただカラフルなキャラがわちゃわちゃしているだけになりかねない。
いわば思い出補正の要素が大きすぎるので、そこを抜きにして鑑賞すると話が薄いだのなんだのという意見が頻発するのも納得。ただマリオを少なからずプレイしたことがある人が大多数なので実際には高評価な観客の方が明らかに多くなるし、興行的には成功なのか。
ルート2116

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