マリオファンではあるが、ゲームは好きでも、映画としては、それほど見たいとは思わず今日まで延び延びにしてしまったが、マリオファンとしては見なければという義務感から遂に映画館へ。
想像を越えないTHEハリウッドアニメーション作品。CG技術は申し分ないし、ストーリーも意外性はないが良い。
2Dマリオ、3Dマリオ、マリオカート、マリオのゲームファンには嬉しい随所に現れる既視感のある場面。ノコノコ、パタパタ、トゲゾーなど可愛いキャラたちの映画版モデリングも可愛いし、なんと言ってもマリオのおじさんぽいデフォルメが絶妙に人間臭さがあって可愛い。このキャラデザはいろいろ苦労したんだろうなと想像するが、結果的に良い仕上がり。
そしてなんと言ってもワリオやワルイージがでなくてほんとに良かった。(この２キャラは全く可愛げがなく好きになれない)
しかし全体的に驚きや興奮はあまり無かったかなぁ。
でも攻めた演出や展開を盛り込むと、世界中にいるマリオファンが賛否両論でネットが荒れるだろうから、この程度の無難な作品にしておいた方が、マリオの世界を崩さずに済んで正解だったのかもしれない。
マリオの家族が出てくるが、マリオはすでにおじさんなのにお父さんあんな若いんだぁ、とちょっと見た目の年齢差が親子には見えなかった。
ピーチ姫の使っていた氷のフラワー(ファイヤーフラワーの氷版)は過去のゲームで出てきたっけ？記憶にない。
