すいかのたね

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

スーパーファミコン世代なので、その頃のマリオが一番印象に残ってます。
まず本作は相当に面白かったと思います。最初は結構地味目に始まって「へー、キノコワールドって並行世界みたいなモンなんだ」と思いましたが、修行パートあたりから面白さに加速がつき、以降はドンキーコング、マリオカート、クッパ戦と非常に楽しく見れました。

ストーリー
個人的に「マリオが現実世界ではちょっと冴えないおじさん」というのが意外な導入でした。まあ身体能力は結構ある様子で、配管修理の現場に向かう際、横スクロールアクション演出を混ぜてたのは上手いと思いました。
そこからキノコワールドに飛んで、ピーチ姫と共にルイージ救出と、打倒クッパに向けて頑張るわけで、そこには特にヒネリがあるわけではないんですが、キノコの力を借りながらも、やられてもやられても立ち向かうマリオは、相当頑張ってる感があって良かったです。ラストバトルは自分達で作ったCMを見て自分を奮い立たせ、兄弟協力してクッパを倒す。王道だけどこれでいいと思いました、マリオだもの。ピーチ姫がかなり活躍していたのも個人的には好印象です。

アクション
序盤のアスレチック修行からマシマシ。非常にクオリティは高かったと思います。特にピーチ姫のアクションが個人的に新鮮。姫はやっぱり連れ去られる印象があるので、バイクを乗りこなしたり、アイスフラワー?で無双してるシーンは非常にカッコ良かったと思います。

キャラクター
全員良い。強いて言うなら、ピーチ姫が活躍した分、ルイージがどうしてもヒロインポジションみたいになっちゃいましたが、まあ…マリオとやることが被りそうだし多少は仕方ないかなと。後はクッパの歌は要らなかった気はしますが、まあ姫への執着が良く伝わったのでアレはアレで…。

個人的に非常に良い作品だと思いました。久しぶりにマリオのゲームをやりたいと思う気持ちになったし、もっとマリオや他キャラの活躍が見たくなりました。世界で非常にヒットしているようなのでこれは続編あるかな~。期待したいと思います。
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