荒野のジャバザハット

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの荒野のジャバザハットのレビュー・感想・評価

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お祭りに1人で行って面白いのか、みたいな話で…これはリアルタイム体験型映画でした。劇場云々というより、誰かと観るっていう体験が大事なんだなと。

余りにもゲームクオリティ過ぎるので逆にストーリーがノイズになるという脳内バグが発生。

ピーチ姫の特訓としてゲームステージのクリアを要求するが、急いでんだったら置いて行くか連れてくかにしろよ、とか、独立し配管工として歩み出す2人をいびる周りの大人達に対して最後は見返す展開になるものの、配管工めっちゃ関係ねえ…見返せれば何でも良かったのかよ、、、なんて思うくらいならストーリー完全排除の有野課長実況プレイ映画の方が良い気がする。

各キャラクターやゲームへの思い入れ度が人それぞれ違うので全方位に対して優しい作りにしているとは思うんだが、個人的には1番やり込んだドンキーコングの世界が余りにも違っていたので、乗れない理由はそこにもあるのかもしれない。

うーん、というかやっぱイルミネーションキャラクターのビジュアルとテンションが好きじゃないのが1番なのかな、ピーチ姫の顔もあまり好みじゃないしギャグもなあ、、、。

ただ今作カーアクション描写は無茶苦茶良かった!マリオカート体験として面白いのは大前提だがアクション映画としての面白さもかなりあるシーンでここは大人も上がる。

子供映画にも大人が上がる作品があるので、そういう物を期待してしまうと良くないのかも。完全キッズムービーとしては優秀なのかもしれない。