思想云々抜きで単純に老若男女楽しめる映画が少なくなってきた昨今。
ゴールデンウィークとかに家族連れて見に行くのにぴったりな作品。
1000億を超える興業収入は世界中に任天堂ゲームのファンがいて、彼らを納得させるだけのクオリティ－だったという証だろう。
ゲームではコントローラーで決まった動きしか出来ず、決まった台詞しか言わないキャラクター達に命が吹き込まれ、動いていることが新鮮に感じた。
やったことあるあのゲームの世界観が完璧に再現されているのはファンにとっては嬉しいハズ。
ピーチ姫がかなり逞しいのは違和感があったが、兄弟を導くためには必要なキャラ造形か…。
何度失敗しても諦めず、やり直し、最後は成功する所はスーパーマリオの本質が貫かれている気がする。ゲームで何度も挑戦してクリアしたときの快感。それがきっちり表現されている。
良くも悪くも、見た後「楽しかったー」という感想のみの作品だけど、それでも良いよね。予習とか要らないし、ゲームやったことなくても全く問題無い、間口の広い作りになっているから。
明らかに続編作る気満々の終わり方。これからヨッシーとか、ワリオ、ワルイージ、デイジーとかが出てきそう。
