常々美術品に対しては「なんでこんなに高価なんだろう」って不思議だった。
この映画を観てそれが解明されるってことはないんだけど、理不尽さの一旦を垣間見ることは出来る。
ナショナル・ギャラリーとか名高い美術館も、かなり信用が揺らぐような出品するもんなんだなーと驚いた。真偽は観客が決めるとは何事ぞ。
根拠や表現を極力省き、古典美術ではなく、現代アート展に出品するのはかなり悪どい狡猾さがあって面白い。
事実それによって集客に成功してるし。
とかまぁ色々な職種・立場で評価の分かれる絵画を巡ってのドキュメンタリーな訳だが……
正直専門的すぎて見てて面白くない!ごめん!味がしない!噛んでも噛んでも味が染み出てこない!
このレビュー書くまでの期間が諸々物語っているよね。
ただ、エンディングのクソコラの数々は好き。