予告編観てつまらなさそうって思ったけど
リリー・ローズ・デップが出てたから鑑賞。
世界が毒ガスに包まれて
誰も助からないっていうディストピア設定。
そもそものところで人生最期の日に
大して親しくもない親戚で集まったりする?
序盤はグダグダしてたいして面白くもない会話劇が続くし登場人物たちの相関関係も良く分からないし
世界が滅亡するような大ピンチで毒ガスが蔓延してどんどん人々が死んでいってるのに
インフラ関係には何の支障も出てへんの?とかまぁ疑問とかツッコミどころ多め。
でも毒ガスに対して政府が配布した薬の話が出てきた辺りからのアートと他の子供たちと大人達の会話の対比とか
めっちゃストレートな社会風刺が痛快。
大人の方が頭硬くなりすぎて子供の方が真理を突いたこと言うのってあるある!!
これをコロナ禍で作ったの凄いわ。
終盤からラストへのそれぞれの行動が
今の世の中そのまんまって感じで分かるわーって思うしラストがやっぱりねって良い意味で思う。
期待してなかっただけに思っていたより面白かったけど万人受けは全然しなさそうな作品。
全体的になブラックユーモア感がとても好みやけど序盤のダラダラ感がだるいからトータルでは中の上ってところかな。