鍛治のロワイヤル

サイレント・ナイトの鍛治のロワイヤルのネタバレレビュー・内容・結末

サイレント・ナイト(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

公開日から考えても、おそらく毒ガスをコロナウィルス、ピルをワクチンになぞらえていると思います。
大人達は政府からの情報を鵜呑みにしていて、ピルを飲まないと主張する女性を異端者とみなし、同調圧力に負けて女性はピルを飲んでしまう。
しかし、毒ガスは一時的に仮死状態にするだけで、生命に危険はなかった。(あるいは、症状に個人差があり、溶けた内臓を吐き出して死ぬ者もいれば、主人公の少年のように蘇生する者もいる。)
コロナワクチンでピルのように全ての人が命を失ったわけではないけど、どう見ても因果関係があるとしか思えない死亡者や後遺症に苦しむ人達がいる。
イギリス流の皮肉が飛び交う、痛烈な批判に満ちた映画だと思いました。

キーラ•ナイトレイって、鬱映画の名作「わたしを離さないで」にも出てたし、儚げな美しさが絶望系映画に似合ってますね。