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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀のmacaroniのレビュー・感想・評価

4.5
モダンゾンビの元祖「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のカラーリメイク映画。

リメイク版は初鑑賞でしたが、よく出来ていて面白かったです。

オリジナル版を監督したロメロが脚本をやっているので、ストーリーは基本的にそのままですが、全体的にテンポアップされていました。

トム・サヴィーニが監督しただけあってゾンビの特殊メイクは完全に元の作品よりパワーアップ。
オリジナル版にもいた謎の全裸ゾンビも居たのも個人的に嬉しいところ。

大きな改変ポイントは二つ。
一つは元の作品ではゾンビに遭遇したショックでただの抜け殻だったバーバラが本作では後半戦う女性へと変化するところ。
戦う決意をしたバーバラはカッコよくて、逞しくて個人的に結構好き。

二つ目はラスト付近の展開。
オリジナル版の一番好きな部分がラストシーンのなんかいや〜な雰囲気でした。
今作のラストはオリジナル版のインパクトは越えられていないものの、違う意味で嫌な雰囲気があって、これはこれで良い感じ。

全体的にオリジナル版の雰囲気を壊さずに改変も盛り込んだ良作リメイクでした。
世の中のリメイクが全てこのクオリティなら良いのにと思います。
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