ゾンビ映画大好きな自分としてはゾンビ映画のパイオニア、元祖の作品(リメイクではあるが)は見とかないとなあと思い、いつの間に配信されてたので鑑賞。
昔の映画だから演出とかその他諸々色々荒いんだろうなと勝手になめてたけど、シンプルに怖いやつでシンプルにハラハラドキドキした。「ゾンビ」という概念が全く認識されてない頃に、いきなりこんな化け物が出てきたらそりゃビックリするわ、腰抜かすわ、どう対処していいか分からずただただパニックになるだけだろうな。しかも音に反応して寄ってくるなんてことも分からないだろうからあれだけ音立てればそりゃ大勢寄ってきてしまう。
ゾンビが迫ってくる恐怖、それに立ち向かい何とか生き残ろうとする人間たちも都合よく一枚岩とはいかないのが映画としてもっともな部分でもある。
リーダーシップを発揮する者、それに従う者、自分勝手な者、ただ恐怖に悲観する者、など、そんな人間模様も面白い。極限状況に置かれた時こそその人の本性が表れるとよく言うが、やっぱり人間ってこういう生き物なんだな、と改めて思わされる。
