「恋って面倒くさいけど素敵！」と思わせてくれる、PTAの甘酸っぱい少年の心が垣間見えた楽しい映画だった。ただのラブストーリーでは終わらせず、いろんな要素いっぱいだったのがユニーク。
正直、その要素の情報量が多すぎて、アラナとゲイリーの恋には集中できず、映画をみた直後は「なんの映画だったんだ…？」と戸惑った。子供が堂々と商売したり、変な俳優が入ってきたり、脇のストーリーが濃すぎる…！単なるラブストーリーというよりは次々とぶん投げられてくる小ネタが楽しい映画であって、理解していないともったいないのでこれはパンフレットを購入することをおすすめします。
デビュー時からのハイムのファンなのでアラナの魅力全開の映画初出演は嬉しいし、ハイム家全員出演させたのがなにより最高。パパがあんなに面白い人だったとは。
ゲイリー役のクーパー・ホフマンが15歳に見えなさ過ぎて（オーディションで「he's huge!」と言われて、いじられてるのが面白かった）、実際は30歳くらいかなと思っていたら撮影当時は19歳だったとのこと。威厳あるあの体系なに…⁈
日本食レストランオーナーが日本人妻と話すときにジャパニーズイングリッシュに変えてくるところが好きだった。あれも実在する人物らしくてぜひ会ってみたい。
