恋愛映画というよりは、
夢と現実に折り合いをつけて生きていく2人の姿がいいな、と思って観てた。
「俺にはこんな夢があって、こういうことを成し遂げたいんだ!」と夢を語る人ほど、
心のうちは現実的で、目の前のことを着々とこなしていくし、
「そんな夢叶うわけない、何馬鹿なこと言ってるんだ」とか言っている人ほど、
内心、いつか白馬の王子様が自分を迎えに来ると思っていたり、私はやればできると思ってたりしてる。
最後の走るシーンで今までの走るシーン重ねてくるのはずるい。
アクティブで野心家なゲイリーが、
フェラーリぶち壊すシーンは15歳って感じでよかったな〜
アラナのバック爆走シーンと、警察署の中にいるゲイリーに叫ぶシーンが
アラナの本質ぽくて良い。
あのタレントエージェントのおばちゃんが見抜いていたのもいいな。
あの家族本物のハイム一家やったんか〜い
トム・ウェイツ声がええ。
好きとか嫌いとかじゃなく、
ずっと心に引っかかる人ってのは年齢関係なくいるのかもしれませんね。
The Doorsだ〜…と。なりましたとさ。