メキシコ、娘を誘拐された母親の必死の捜索劇。
中盤までは静かながら手に汗握る展開で、これは当たり作品だと思っていたのだが、実話ベースだからと言うのもあるかもだが、後半から結局何も解決させないダラダラしたテンポで非常に怠惰な展開に。
オオカミ少年的というか、どうせなにも進展しないんだろ、同じ展開なんだろと思い、全く作品にのめり込めなくなった。後半はもうどっちでもいいから早く終わってくれとずっと願うような内容で本当に残念。
ワンテーマのみで二時間超えはもたないというか、90分くらいでもっと端的に見せてくれたら神映画にもなったかもしれない。
とにかく問題は怠惰な後半。終わりよければの逆というか、尻すぼみに感じた。