カカオ

見事な娘のカカオのレビュー・感想・評価

見事な娘(1956年製作の映画)
3.3
司葉子主演、
ひとり娘の桐子、潑剌としたOLが魅力的な作品。





同僚の妊娠、
兄の連れ添いからのお金の相談、
父親の資金繰りの苦悩、
親切な方の父親から借りるお金、
体調の悪い兄、
経営不振の父親、


あらゆる角度からトラブルが降りかかるが、悲観することなく明るく生きる姿が良い。


それと、
想いを伝えたい恋愛感情。




裕福な家柄の家庭事情と
貧しく困難が多くとも元気に生活する家庭、




笠智衆、
沢村貞子、
司葉子、
小津作品「秋日和」の出演者を思わせる作品。






司葉子、
若くて美しい。落ち込みそうな境遇に会おうとも挫けずに明るく振る舞う。本当に見事な娘さんでしたが、映画のタイトルとしてはいかがなものかと思います。


小林桂樹、
78点の顔の評価。想いを馳せる娘が幸せになってくれれば良いと考える潔さが、とても良い。
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