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四つの壁のlpのレビュー・感想・評価

四つの壁(2021年製作の映画)
3.3
東京国際映画祭にて鑑賞。

トルコからバフマン・ゴハディの新作、『四つの壁』。

イスタンブールへ妻子と移住せんとする男に、悲劇が訪れる。映画はこの導入部を皮切りに、男の姿にフォーカスを当ててドラマを紡ぐ。

途中に面白い場面や印象的なシーンもあったけれど、基本的には心情を察しつつも、何ら罪の無い人を平然と巻き込む主人公の姿には感情移入も共感も出来ず。鑑賞中のストレスは、正直なところ高かった。

しかし、最後の着地で納得。途中のストレスもある程度は昇華できた。やっぱり映画のラストって大事だなと、改めて感じた。満足。
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