東京国際映画祭
コンペティション部門
『オマージュ』
仕事に行き詰まった韓国の女性監督が自国初の女性監督の作品を修復していく物語。
女性差別が今よりもっと酷かった時代。
自国初の女性監督は何を思い、どう生きたのか。
フィルムの修復をしていく中で、彼女の親友、行きつけのカフェの店主に出会い、彼女が生きた軌跡に触れていく主人公。
主人公は現代を生きる一女性として、女性監督としてそして母親として何を感じるのか。どう生きていくのか。
そしてそんな主人公を演じるのは、映画『パラサイト 半地下の家族』で家政婦役を演じたイ・ジョンウンさん。あの時とは違った普通のお母さんを演じる彼女も本当に良かったです。
シン・スウォン監督の半自叙的作品。
是非東京国際映画祭でご覧ください。
【鑑賞者:こうじ】