小津安二郎の生誕100年を記念して『東京物語』のオマージュということらしい。恥ずかしながら、小津監督の作品は観たことなしで、いきなりのオマージュ。漠然と人畜無害的なイメージしかない、前情報はかなり乏…
>>続きを読むよく電車がでてくる映画。
生活圏モロ被りで車窓の風景が綺麗だとかは全く思わなかったけど、車内や駅構内のシーンなど、どう撮ってるんだろと、撮影の技術に舌を巻く。
一青窈の自然すぎる演技も周りがはんなり…
このレビューはネタバレを含みます
松竹映画。侯孝賢監督、小津安二郎生誕100年記念作品。仕事で侯監督に関して触れる機会があるが、恥ずかしながら観た事がなかったため勉強のために観た。
台湾に自身のルーツがある井上陽子はフリーライター。…
まず浅野忠信初登場の古書店での光の扱いが素晴らしい。上京してきた両親と一青窈を映し続ける部屋の中の長回しでも、非常に小さな音量で屋外からの踏切の音が聞こえる。その手のごく細やかな演出の配慮に対して本…
>>続きを読む©2003松竹株式会社/朝日新聞社/住友商事/衛星劇場/IMAGICA