貧乏なシングルマザー家庭でヤングケアラーでもある14歳の主人公少年が、地元の不良青年(=ハリス)に唆されて麻薬の運び人になっちゃったらもう大変……って感じの現代イギリスの闇を真摯に描いた、かなり"痛い"coming of age映画。 (大好きなエリック・ゾンカ監督作『さよならS』にも通じる"若気の至りが行き着く先のバイオレンス"描写の凄まじさと言ったら…)
(『Postcards from London』を字幕無しで見て己の英語力の弱さに意気消沈してたけど、本作は字幕無しでも意外とイケた=聞き取れたんで、己のリスニング能力の向上を感じられて意気揚々できました!…まぁ主人公が中学生だから、全体的にシンプルで分かりやすい表現になっているってことだろうけど…)