TOMMY

劇場版 おいしい給食 卒業のTOMMYのレビュー・感想・評価

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)
3.6
『給食はデタラメであるべきだ。どんなおかずにもパンと牛乳がつき、和食と洋食と中華が混在したり、無駄に油っぽく変に大味で異様に食いにくく、途方もなくベットベト。だが、それがいいんだ。』

市原隼人主演の人気コメディドラマ「おいしい給食」の劇場版第2弾。給食マニアの中学校教師・甘利田と宿敵である生徒・ゴウの長きにわたる給食バトルが、ゴウの卒業によって終局を迎えるまでを描く。1986年、秋。黍名子中学3年生の担任を務める甘利田幸男は、受験シーズン前にもかかわらず給食の献立表ばかりを気にしている。学年主任の宗方早苗はそんな甘利田に呆れつつ、自身もある悩みを抱えていた。ある日、給食メニューの改革が決まり、不穏な空気を感じた甘利田は給食を守るべく立ち上がるが……。甘利田役の市原や宿敵・神野ゴウ役の佐藤大志らテレビ版のメンバーに加え、エンタテインメント集団「BOYS AND MEN」の田村郁久、俳優としても活動するフリーアナウンサーの登坂淳一が新たに参加。

おいしい給食、劇場版第2弾!待っていました!!個人的にはヒロインが交代した点が凄くマイナスだったけど、土村芳も味が出てくると良き。やはりどんな食材もしっかり噛んで味わうことが大切だ。

今回の映画は、正直第1作には及ばない。なぜか。登場する給食のレパートリーが少ないからだ。その分、ストーリーや問題提起に焦点を当て、考えさせられる作品となっている。
でもね、私が求めてるのは、市原隼人がおいしそうな給食に一心不乱にかぶりつく姿なんだよ。正直、給食センターと現場のバトルとかどーでもいいのよ。鏑木とのバトルもちょっとくどい。もういいだろ。何のためのドラマ版最終回だったの?って感じ。

こっちは沢山の給食を、神野がどう工夫するかとか、給食のメニューの歴史とかが聞ければそれでいいのよ。変な恋愛パートも要らん。ただ校歌、あれだけは必要。

ドラマ3が決定ということで。おめでとうございます!是非とも原点回帰、おいしい給食を観られることを楽しみに、夏休みを乗り切りたい。
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