ノラネコの呑んで観るシネマ

宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA-のノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

4.3
昭和のSFのディテールを掘り下げることでモダナイズしたリメイク版も、ついにここまで来た。
基本的な物語は共通だが、もともと90分程度だった尺は倍となり前後編に。
その分キャラクターは描きこまれ、イスカンダル文明の正体も明らかに。
今までのは基本シーズンもののテレビシリーズだったが、これは全部で3時間とコンパクトで、映画としては引き締まっていて一番面白いかも。
展開もオリジナルにアレンジを効かせてあって楽しめる。
しかし次は「ヤマトよ永遠に REBEL 3199」とな?
オリジナルの「ヤマトよ永遠に」は敵の作戦がセコ過ぎて、「新たなる旅立ち」と同じ相手とは思えない貧相さだったが、このタイトルは、もしかして「あのウソがホントだったら?」をやるのだろうか。
真田さんが見た、ゴルバの内部映像もそれを示唆している?