なおち

宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA-のなおちのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

良かった。新たなる旅立ちとして次作に期待をもたせる素晴らしいまとめとなっていた。前章より作品テンポも良く8話で締めた事、そしてストーリーの中心をガミラス・イスカンダルにした事で短期決戦で凝縮した内容となっている。原作ルートを通りながらオリジナルの解釈の入れ方がとても良くできていた。あと新乗組員、新規戦艦の見せ場はちょっとずつではあったが次作で掘り下げた活躍が見れる事を期待したい。
最後に私が個人的に2202からレビューでちょいちょい不満を漏らしていた「波動砲封印は個人の口約束問題」についてイスカンダルが無くなり、スターシャとも家族の心の繋がりができてようやく区切りがついたことで、わたしの荒れていた心もだいぶ鎮まりました。そして今後波動砲を打つ際に古代がウジウジ悩む必要がなくなり、ストーリーも描きやすくなるのではなかろうか。
リメイクヤマトは2199で終って良かったと思っていました。ですが過去作同様に作られ続けています。なんだかんだでヤマトは好きなので作品が作られれば観ますし、多くの人に見て欲しいと思っています。令和の時代に作られるヤマトは何を表現するのか?2199,2202,2205までがひとステージで、次のステージは原作なぞる部分はあるでしょうけどオリジナル部分を増やして挑戦的な作品にしていって欲しい。楽しみにしてます。
あとメカ描写を増やして欲しい。カッコイイヤマトを。ぶっ壊れてもいいから波動防壁はほどほどに。
なおち

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