映画好きの柴犬

宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA-の映画好きの柴犬のレビュー・感想・評価

3.8
古代進、悩みすぎ問題😅

 イスカンダルの謎が明らかになり、デスラーのスターシャへの想いに決着が着くというドラマで盛り上げる後章。しかし、古代がウジウジしすぎていて、スッキリ感がない。もう、いい加減吹っ切って前へ進んでほしい。

 作劇的には、情報量は多いけれど、盛り込みすぎてストーリー展開がもたもたしてしまい、盛り上げるべきところが逆にあっさりしてしまうという、「2202」でも若干見受けられた傾向が気になった。前章のテンポが良かっただけにちょっと残念。

 でも、旧作のプロットをなぞりながらも、旧作のなんじゃそれ?!な設定やストーリーをアップデートして辻褄合わせようとする心意気は買う。さて、続く「ヤマトよ永遠に」ではいかにアップデートしてくるか。若干の不安はあるが期待して待ちたい。