このレビューはネタバレを含みます
ラッカの続きかと思ったら全然違ったけど、これはこれでアリアリのアリ。
実在の戦争の影にこんなオカルトバトルが実はあったんすよ！！みたいなこういうノリは正直大好物なので大変良い
神の加護マンvs妻子を失って心を無くした魔王 という構図がかくも血生臭く描かれるのはなかなか無いんじゃないか？
途中に出てきた超絶ありえない着陸方法する謎の航空機や死体の軍隊みたいな作品を彩る小道具や設定のディティールがひたすらに良い
主人公も渋くて影のある戦士でカッコい良いし、CIAもあれはたぶんオカルト専門の特殊部門から派遣されてたりとかして、なんか秘密を知ってそうだし………この三十分の短編なら十分すぎるほどキャラが立ってる
そしてなんといっても唐突に出てくるオカルトアーマー！！そしてアレも良かったけど、やっぱオカルト特攻の最大効果といえば最新科学の電磁銃ってのが気が利いている
オカルトを認めた上で科学で捻り潰そうという気概が感じられて良い とかなんとか思ってるとやっぱり何かしらの比喩とか皮肉の例えなのかなと余計な勘繰りをしてしまうので一旦空っぽにして観るのが吉かと………
