人々はその悪魔をリバーゴットと呼んだ
激化するベトナム戦争
アメリカ軍は多くの異質な現象に襲われた
そして現地でリバーゴットと呼ばれる異形の悪魔と対峙することに…
ニール・ブロムカンプ によるOats Studiosが贈るSF短編集の中の一作
ひとつの物語の壮大な導入部を描くような作りです
リバーゴットととの戦いの宿命を背負った1人の兵士が武器を与えられ、戦地に赴くところで終わっちゃうんですよね
他の作品とかでもそうなのですが、こういう導入だけでも面白そうな短編見せられると是非長編作品を作って欲しくなりますね
アメリカ軍を襲う怪奇現象の数々、宙を舞う死体や機材、死体の皮膚の下は人間とは思えない骨格に、さらには死体までもが蘇る…
全てはリバーゴットの仕業なのか
ほぼ骨格だけの様な姿で現れ、肉片等様々なものを身に纏うリバーゴット
甲冑の様なその姿はグロテスクながらにクールさすら感じます
やっぱりクリーチャーデザイン最高ですね！
でもその正体には物悲しさを感じました
皮膚を剥がしたり、身を焦がしたりとグロテスクな描写もあるので苦手な方はご注意を
悪魔との戦いの始まりを告げる作品でした
