ドーナツに関して思うこと
・「ドーナツの穴を空白として捉えるか、あるいは存在として捉えるか」
村上春樹の小説のこの一節を知るまで、ドーナツの穴を在るか無いかで見たことがなかった。
・感情が昂ると、ドーナツが食べたくなる。
・ドーナツをもらうことも好きだけれど、ドーナツをあげることはもっと好きだ。
・ドーナツの甘さに許されて、ドーナツの穴に共感されたい。
ドーナツに関して思うことはたくさんある。いつしか、ドーナツは少し特別な食べ物になっていて、食欲以外の意味を持って食べることが増えた。公子がドーナツを人にあげるたびに、彼女がドーナツに対して思うことと私が思っていることが似ているような気がしてならないと思った。