【父親の呪縛に対する足掻き】
第22回東京フィルメックスで観逃していたパナー・パナヒ監督『砂利道』を観た。パナー・パナヒはイラン映画の巨匠ジャファル・パナヒの息子であり本作が長編デビュー作となる。実…
このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/09/24
ジャファル・パナヒ監督の長男のデビュー作。車1台でイランの大地を駆けて行く家族の目的は決して明るいものではないけれど、シンプルにロードムービーってや…
▶︎2024年:140本目
▶︎視聴:1回目
《ストーリーについての評価等》
彼らは一体どこへ行くのだろう。
観賞者も行く先を知らない。
車内での家族のやりとりにほっこり。
ぷっと笑える家族の…
キノシネマ立川。いやー、うるさいうるさい。ウチは女の子でよかったとつくづく▼山場の引きの画でもワーワー言ってるのは、現実の感傷的な瞬間って案外そんなもんだよね、と。リアリズムの勝利▼川の長回し、鳥の…
>>続きを読む日本で、息子や娘が進学や就職で県外へ行く…なんていうのとは比べ物にならない程の苦しくて切ない別れなんだろうな。イラン(というかイスラム)の人々も歌うんだ!と驚いたのだけど、解説を読んだら、外で歌うの…
>>続きを読む観た。親子4人がレンタカーで旅をするロードムービー。無言で運転する兄の隣でラジオの曲で踊る母親、後部座席で足を骨折した仏頂面の父親…そして冒頭から兎に角無邪気で可愛い弟に癒され途中にぶち込まれる20…
>>続きを読む“お前への土産を頼んでおいた。バットマンマスクだ。”
»イラン国境近くを車で旅する4人家族と1匹の犬…何も知らない幼い次男ははしゃいでいるが、この旅にはある目的があった。
はい、このタイトルが気…
©JP Film Production, 2021