近年女児向けアニメ成分があまり摂取出来てなかったので、鑑賞。
原作の児童小説シリーズは未読。昔封印された闇の魔女メガイラが復活の為の誘惑と、それに対して魔法学校の落ちこぼれにて銀の城のお姫様フウカを主軸に、少女少年の友情と成長、冒険ファンタジーを描いてる。
魔法モノなので魔法としてのアプローチはそれなりにあるけど、一方で本作で伝えたかった闇に対する"光"の力とは何か。攻撃的でなく信じる心と闇を包むことの本質が存在するように思える。
対して闇の誘惑は攻撃的だが精神を蝕むような、一方で本作における試練的だ。それが強く現れたのが本作が最もアプローチしたい遊園地の内容の部分だろう。
遊園地の怪しげな雰囲気から、演出は良好。鏡の迷宮（大迷宮ではない）の内部の周りに散りばめられた断片からキャラクターを様々なの方角で見せたり不可思議な雰囲気。他のある場面では闇が後ろから迫ってくる場面のぐりぐりと動く作画。
キャラクターデザインは年齢相応のだいぶ可愛めなデザインながらも、高バランスにアクションと作画も丁寧にまとまっているのは流石のIGだった。
ワイもフウカちゃんに蹴られたいなぁ～。でもあやねるの演じるリリカちゃまもすこ♡
