このレビューはネタバレを含みます
そこまでの期待はせずに行ったけど、今までのノイエ劇場版で一番よかったかも。
｢初陣｣はちょっと間延びかもなあ…と思いながらも、その後あれこれとエピソードを入れてふくらんでいくのがよかった。
以下箇条書き
・エヴァにぞっこんのミッターマイヤー、後のケスラー以上の……
・アンスバッハが完全にメインキャラじゃないか！
・リュッケとかラオとかエーレンベルクとか、石黒版で描写の乏しいキャラにセリフが付いてイメージがつくのがいいね
・その他、ラーダベルトとか拷問係とか、モブキャラレベルでもその人となりをあれこれ想像できそう
・カストロプ公といい拷問係といい、映像化する時の気合いがおかしいので(褒め言葉)ラングに期待せざるを得ない
・メックリンガーとビッテンフェルト(withオイゲン)がサシ飲みって、後の｢猪に聞かせるには～｣を思うと予想外極まりないけど、両極端だからこそということ？
・というかオイゲン、公私共にしてこんなところまでついてきてるのに司令官の人格的影響を受けないってどういう精神構造なのか(グレーブナーとハルバーシュタットを見やりながら)
・シュタインメッツ……？造形はともかく完全に色が変わってるけどお前シュタインメッツなの……？？原作に外見の記述ないんだっけ……？
・ケスラーだけ別制服ということで艦隊司令官の道が閉ざされてるのが如実に示されてるのは本人には残念だろう……
・でもやっぱり、ラインハルト・キルヒアイス・双璧の4人のシーンは、｢卿は死ぬな｣を思うと胸に迫る
