氷雨水葵

銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章の氷雨水葵のレビュー・感想・評価

3.8
2022年76本目

メルカッツ提督のご活躍が!!

◆あらすじ
帝国暦489年(宇宙暦798年)4月。
カール・グスタフ・ケンプ大将(CV:安元洋貴)率いる銀河帝国軍は、ワープエンジンと通常空間用エンジンを装備したガイエスブルグ要塞を伴って、イゼルローン回廊へ出現。
その時、イゼルローン要塞駐留艦隊司令官ヤン(CV:鈴村健一)は査問会に召喚され不在であった。

自由惑星同盟は、司令官代理を務めるキャゼルヌ(CV:川島得愛)を中心に防衛戦を繰り広げていたが、帝国軍による強襲の知らせは首都にいるヤンに届いていたのである。

◆感想
シェーンコップ少将と薔薇の騎士(ローゼンリッター)の活躍があって嬉しいぃ!!
そして何より、メルカッツ提督の采配が素晴らしかったです!!さすが山路和弘さん・・・いえメルカッツ提督!ミュラーやケンプのことを知っているからこそだと思いますが、ミラクルヤンもびっくりな戦略。そんなことされたら、さすがのケンプも「ぐぬぬ…」ってなっちゃうよな。ヤンがイゼルローン要塞を不在にしてても、「もしかしたらいるかも」と思わせるヤンの存在感すごい。ラインハルトだったら不在にすぐ気づくかもしれないですが、武勲を建てたい一心のケンプはそれどころではない(笑)ミュラーも同じで、完全に出鼻をくじかれた印象。

ここはもう、ミッターマイヤー&ロイエンタール夫婦に助けてもらうしかないでしょ!相変わらずヘテロクロミアが美しい。声もいい(中村悠一なので当然)。
そして、ガイエスブルグ要塞をイゼルローン要塞に衝突させて―――というところでエンディング・・・。毎度のことやけど、めっちゃいいところで終わるやん!?次は秋!これは今から待ち遠しいですね。

下山吉光さんのナレーションは今作少ない印象でしたが、下山吉光さんが話し出すと「銀英伝始まったー!」ってなる。澤野弘之氏による主題歌といい、うしろでかかってる曲もいいんよ!毎回言ってるけど、作画もきれいやしストーリーも細かいし、登場人物も魅力的。
今作でも、ヤンによる論破シーンが!フレデリカの顔見た瞬間の安心したようなヤンの表情好き。

ユリアンやポプラン、アッテンボローの活躍もあり、次回作への期待が高まります!
氷雨水葵

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