マンションの外壁修繕の数ヶ月はホントに辛い。窓は開けれないし、洗濯物干せないし、人影が動くとドキッとするし。
何のフリ？
実は本作も修繕工事でブルー掛かった映像になっています。修繕工事でさえ憂鬱なのに、コロナで隔離されちゃうところから物語が始まります。考えただけで気が滅入るシチュエーション。
母親と娘二人が過ごす、一年ほどのお話。かなりキツい設定。隔離、反抗期、減給、離婚、修繕工事、息の詰まる話ばかりで、色々重なって、とうとう母親が心神喪失になってしまうんだけど、この落ちていく姿が怖い😱私にはホラー級だった。それを目の当たりにし、経済面やメンタル面を全てフォローする娘の姿が痛々しかった。
ラストなんて、心の準備が出来てなくて、一時停止しちゃう程のパンチが😱…
後でレビュー予定の作品も同監督作品だけど、やっぱり中華思想は表現の仕方がダイレクトで、容赦なくて、好みでは無いかなー。許容範囲超えてくる。
「少年の君」はドハマリしたけど、今思えばこれはこれで容赦無かったよね…
親子の絆物語。どんなことが起きてもおかしくない世の中。そして、そこにはいつも家族が居て、波長が合ったり合わなかったりするのも、当たり前なんだよね。
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