このレビューはネタバレを含みます
今年見た作品の中で確実にトップこれを超える作品が現れるかすら危うい、教科書とかに載せていいよコレは。
この作品は原爆というより、いい意味でしっかりオッペンハイマーの映画、オッペンハイマーの栄光と没落を描く、この言葉がまさに相応しい作品、ただの一物理学者から始まり、1人の生徒しかもてない大学教授それが、核というもの一つで世界1の有名人、時の人、になり詰めそれまでの苦悩、栄光、その後の没落苦悩をしっかり描き上げる、世界を破壊させる兵器の父を描きあげた最高と言うと少し違う気がするけれど、最高の作品、確かに実験成功のシーンとかは日本人、今の時代を生きるものとして虫唾が走る、それどころじゃなく気分すら害するレベル本当に気色悪い、このシーンだけならミッドサマーをも超える気色の悪さ、日本に投下した後の歓声、喝采、このシーンも本当に気分が悪くなる、確かに20億ドル、3年をかけた集大成が成功したのだからあの反応も無理はないし、現地の惨劇その後を知る由もない人々なのだから確かにその反応で間違いはないが、やっぱり日本人である以上とてもみるに耐えなかった、ただ気持ちが悪い気色悪い、戦争はなにも生まないとはこのこと、技術は革新的に進歩し様々なものが生まれるが人が死んでは意味がない、結果的にマンハッタン計画は大成功で終わったし、その後は史実を調べれば全てわかる、ある意味答え合わせの簡単な映画、けど核を作りその後の政策に反対するが全て跳ね除けられ、死ぬまで政府の監視下というのは流石に可哀想、終盤の君のためじゃなく自分のために皆が称賛しているのも、各々の血に染まった手を少しでも洗い流したいからなんだろうね、最後のアインシュタインへ言った言葉の答え合わせも現代を生きるものとしてとても理解できるし間違いのないもの、現代にも核があり一線の兵器で度々問題になるからこその親近感？というかなんと言うか、とにかくその言葉をとても実感する。
本当に言葉に表すのが難しい作品、ただ一言言えるのが全人類が観るべき作品なのは間違いがない
