アメリカでIMAX 70mm視聴。
英語は早口過ぎて理解できず、事前に見たあらすじの内容で映画のストーリーを追った。
原爆の父と呼ばれるオッペンハイマーの伝記映画。
日本人ではあるが、この主人公が理解できないわけではなかった。
政府から依頼され、その才を使い、周りに流されて、作ってしまった原爆。
それはもちろん人を殺すために使用されるということを後からじわじわと実感するようになる。
何となくやってしまったことが、大きな後悔に繋がって取り返しがつかないことって人間であれば誰にでもある。
ただ、この原爆に関しては規格外だ。この責任を負って生きていくのは、どんな気分なのだろうか。
重すぎて彼の気持ちを想像したくもない。
原爆実験が成功する場面は、本当に恐ろしいものだった。
