エンプティーヘブン

オッペンハイマーのエンプティーヘブンのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.0
韓国まで来て鑑賞!
先に一つ。日本で公開できないほどの内容ではないと思いました。広島、長崎での原爆に関する直接的な表現は皆無に近いです。正直気を遣いすぎているのではないかと思いました。本作はあくまでもオッペンハイマー個人にフォーカスを当てた作品という印象が強いです。


芸術寄りの商業映画
ノーラン監督の作品の中では最も芸術寄りな作品です。デイビッド・フィンチャー監督が「ゾディアック(2007)」でスタイルがガラッと変わりましたが、本作からそれに似たものを感じました。つまりノーラン監督の以前のスタイルの映画が好きな人からすると好き嫌いが結構あるかもしれません。