コスモス

オッペンハイマーのコスモスのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

シンガポールチャンギ国際空港併設のショッピングモール「ジュエル」にある映画館でIMAXで9月14日に鑑賞。ただ、その後飛行機でヨーロッパへ飛んで一ヶ月以上バックパックで周遊旅行していたので、記録するのをすっかり忘れていた。英語字幕があったのがありがたかった。でも正直半分くらいしか理解できなかった。ただ、後半で畳み掛けるようにどんでん返しが起きていたことは感じ取れて、その内容は理解できていないのに後半ずっと引き込まれていた。
推測するに、物語の核はオッペンハイマーは共産国側であるか否かということについてで、オッペンハイマーはそうではないのにも関わらず、ある人物の策略によって後半のほうで色々とどんでん返し?が起きて彼にとって不利な状態になっていったのだと思う。だから、物語の核は原爆は善か悪か、というような日本人が期待するようなものではないと思う。
日本で配信されたときに日本語字幕で見て答え合わせしたい。ちなみにシンガポールでも、例のシーンでは笑いが起きていた。個人的にラミ・マレックのシーンが、登場時間は短いけれどとても気に入った。いつか鑑賞することがあれば、人の名前をきちんと把握することを意識して見ることがおすすめ。そうすると、後半もついていけるはず。あと、複数回流れるアインシュタインとの会話シーンも重要かも。さらに余裕のある人は、カラーシーンはオッペンハイマー視点、白黒シーンはシュトラウス視点というのを意識するといいと思う。

P.S.英語のネタバレサイトで翻訳を使いながら読んだ限り、インターステラーやインセプション的などんでん返しは無かったのかも。それよりもダークナイトに近いかも。
5つほどサイトを読んで理解した物語の核を以下に書く。オッペンハイマーとアインシュタインが何か会話しているのを見たシュトラウスは、彼らが自分の悪口を言っているのだと思う(この時点では会話内容は映し出されない)それをきっかけに敵対心を持ち、会議ではオッペンハイマーを糾弾し陥れようとする。しかし、実験終了後最後の約1時間のどんでん返し?の場面で、もう一度二人の会話のシーンが流れる。ただし今回は会話の内容もしっかり流れる。ここで、彼らはシュトラウスの話は全くしていなかったことが判明。つまり、シュトラウスは勝手に被害妄想をして、オッペンハイマーを非難していたことになる。そして、そのことが他の人にばれ、シュトラウスは辞職させられ、不幸に。そしてオッペンハイマーは原爆を落とした罪悪感で不幸になって終わる。
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