オッペンハイマー試写、IMAX GTレーザーで鑑賞。ノーランは『インターステラー』、『TENET』とこの画面で観てきたけど、やっぱり、IMAX GTレーザーで観ることをおすすめします。上下カットされるなんてそんな野暮なことないだろって心から思う、圧巻の映像の連続。
撮影時から話題になっていたノーランがCG無しで挑んだという核爆弾の実験シーン。この映画において、あのシーンを極力リアルに映し出すことは本当に意味があると思う。
あと驚いたのは役者が知ってる人ばっかりなのに、みんな初めて見る人に感じたこと。ちゃんとこの時代を生きてる人たちになっていた。ノーランの作り出す世界観のすごさはこういうところだなぁと改めて。
『これは新爆弾などではない、新世界だ』
原爆の父と言われるひとりの科学者の信念と倫理を天秤にかけた闘い、そして彼が辿った道。ぜひ見届けてほしい。すごい極端なこと言うけど、「瞬きも惜しい」3時間だった。