色んなことを考えた映画だった。
この作品が批判を受けていると知った頃、その時の自分は「原爆にまつわる作品なだけで、そんなに過剰にマイナスな感情を持たなくてもいいのではないか」と原爆についてどこか他人事のように捉えている節があったんだけれど、いざ映画を鑑賞してみると「日本へ原爆が落とされた」という点がストーリーの根幹ではなくとも、何万人もの人が死んだという事実がとても辛く感じられた。
ただその中でも
オッペンハイマー博士がプロメテウスのように罪を負い、人が死んだ事実を重く受け止めてくれているのだと思うと少し救われた気持ちになった。
ノーラン監督の作品は自分が知らない事をいつも教えてくれる映画だと思っていて、今回も自分の知らない歴史をみて為になった！
私と同じく複雑な気持ちにはなると思うけど、日本の人に是非観てもらいたい映画です。
あとは音響がすごくて本当に劇場が揺れてる感じがするぐらいの轟音とか臨場感がすごかった！！
