印象的なカットが数多く用いられている印象
特にオッペンハイマーとテラーがお互い逆を向くシーン、あれはよかった
あとは実験終了後の集会でオッペンハイマーに近い人の顔にピントがあたっていないのが「心ここに在らず」を表していてよかった
この映画には全くキリスト教や子供というものが存在しない、そこが興味深い
あとオッペンハイマー、お前の誰にも知られずにしれっと不倫すんなや、観てる側も困るから
カグラバチの六平国重はオッペンハイマーやノーベルに近いのだと気付いた、大量破壊兵器を作った人の苦悩は計り知れない
この物語はあくまでオッペンハイマーの物語であり原子力爆弾の物語ではない、先行上映における感想で散見された「日本を軽視している」と言ったような感覚は感じなかった、むしろオッペンハイマーの内面はしっかり被害者とその先に置いてある気がした
