2024年 / 15本目
個人的には、その後を生きる者として、被爆国である自分たちが見るべき作品であるとも思う。批判的に見る事は簡単だし、受け入れ難いシーンも沢山あるけど、この難しいテーマを形として残した事に意味があると思う。
正直、オッペンハイマーという人物に焦点を当てた実話である以上、それ以上でもそれ以下でもない訳で、それでもやはり戦争というキーワードからも読み取れるものと同じで、この映画を見て一番感じたのは恐怖。
科学者としての探究心や競争心、生まれた時代が違えばまた彼への賞賛や、獲得した名誉の形も違ったのかもしれない。