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オッペンハイマーのakのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

初日に普通のIMAXで。とてもよく出来た作品。映像も音もキャストもとても素晴らしい。2つの公聴会(オッペンハイマーの方は聴聞会?)+回想で3つの時間軸が同時に進むのと、そのせいもあり登場人物が多く(キャストがいちいち良い)、しかも会話が多いので情報量がとても多い。結構疲れます。簡単で良いので事前知識はあった方が良い。当時の物理学者たち、マンハッタン計画のこと、ダウニーJr 演じるL・ストロースのこと、米国で起こった赤狩りのこと等々。
あとは、オッペンハイマーの「伝記」なので、わかってたことだけど原爆投下は中盤に来る。クライマックスではない。そして、その一連のシーンは、日本人であるが故に何とも言えない感情になる。その中盤だけ、感情がちょっとおかしくなる。ややこしいのに加え、そんなこともあるので、もう一度冷静に2回目を観たほうが良いのかも。なんて思ってるところ。

俳優陣ではフローレンス・ピューとエミリー・ブラントが素晴らしかった。もちろんキリアンも。

何にせよ、本当に公開されて良かった。一時は諦めていたのだけど、尽力された方々には感謝。
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