天才が演出する、天才の映画。
登場人物がくっそ多いのと、
説明なく難解な会話シーンが時系列バラバラに進んでいくので、
ある程度予習してから行くのがいいかも。
実話でもネタバレがいやなら、2回3回と繰り返し見ないとなかなか全てを理解しながら見るのは不可能なタイプの映画。
ノーランのは全部そうやけど。。笑
とにかく音!音!音!
そして、称賛を浴びるシーンの表現がすごい。
ものすごく怖い。
けど、見れないほどのトラウマ映画でもないという絶妙なラインで演出するのが途轍もなく上手い。
冒頭「オッペンハイマー」というセリフから始まるのも熱い。
IMAXで見ると画面が随所で伸び縮みするが、印象的なシーンは画面をいっぱい使って迫力を出しているのも効果的で、そこまで気が散るような違和感もなく、惹き込まれた。
GTでみたらよりすごい迫力なのかな〜。
IMAXでなくてもいいけど、とにかく音響はいい場所で見ておくべき映画だと思った。
横の人はずっと耳を塞いでたけど、それくらい音の迫力が演出として表現上のプラス要素となっていた。
なかなか評価はしずらい映画だけど、思っていたより精神的ダメージは少なく、どちらかというと、この題材をノーランが選んで作ってくれたことにありがとうという気持ちにもなった。