まずアメリカ人の戦争観に衝撃を受けた。アメリカが戦勝国として戦争に対して日本人とは違うイメージを持っていたことはもちろん知っていたが、フィクションとはいえ映像でそれを感じさせられたのは初めて。日本が悲観的な思いに沈む一方で、同じ時間に海を越えてアメリカでは歓喜の渦に浸ってたんだなって思うと悔しい気持ちとか怒りの気持ちが湧いてきた。でも実際そうなんだろうし、それをこの映画を通して今知れたことは良かった。
それから音楽。館内の振動も相まって、オッペンハイマーの心が揺らいでいる感じ、歓喜の様子、扱っている研究の壮大さが表現されていてすごく良かった。久々に映画館に行ったけど、やっぱり映画館で映画を見るって受け取るものが違う。気がする。
別ストーリー（？）的なロバートダウニージュニアのパートは正直良く分からんかった。自分の良くない所やけど、モノクロで海外の映画ってそれこそゴッドファーザーの時もそうやったけど、名前と顔が覚えられない…だから誰のことを指しているのかもついていけんかったし、話の内容にもついていけなかった。ノーランの作品は以前テネットとかインセプションも見たことあるけど、その時同様難しい～。もう一回見に行こうかな。
