上映3時間の中でオッペンハイマーは何回笑っただろうか。
天才科学者、原爆の父と言われたオッペンハイマーの頭の中、心の中を感じる、観た。
彼の苦悩は映像と、見事なまでに音に落とし込まれ没入する…。
登場人物がかなり多いという事前情報で予習していても混乱した本作。
原子爆弾制作のマンハッタン計画がメインかと思っていたが、オッペンハイマーとストローズの政治的争い、公聴会を中心に彼の半生は描かれいる。
IMAXでのトリニティ実験のシーンは、爆音映像共に恐ろしかった。
日本という言葉が出てくるたびに、苦しくなる。
モノクロとカラーの構図示唆を含む3時間全集中で鑑賞し、脳疲労。
ノーラン作品、やっぱり凄い。