ノーラン作品は好きです。
かなり期待してました。
アカデミー賞発表までは…。
ロバート・ダウニー・Jrの受賞の様子を観て、熱は冷めきってしまった。
まぁ、でも一応観とくか…とIMAXで鑑賞。
キリアン・マーフィの顔芸が素晴らしい。
豪華なキャスト陣だよね。
『ん?さっきのラミ・マレック?』
…見間違いかと思ったらしっかり登場!
いゃあ〜良かった。
広島生まれの私としては、かなりキツイ話である。
『落とした側』と『落とされた側』の立場はもちろん違いすぎる。
描き方も、感情も…。
『ヒロシマ』『ヒロシマ』とセリフで聞こえてくるたびに胸が痛かった。
しかし…
ロバート・ダウニー・Jrか?
マット・デイモンで良くね?
アカデミー賞って…
確か演者、スタッフにマイノリティをいくらかの割合で起用しないとダメだったよね?
そんなスタンスなのに…受賞者があんな態度で良いの?
あれが黒人相手だったらもっと大騒ぎになってたんじゃないの?
アジア人だからOKなの?
こんな感情を抱いて鑑賞してしまったので、非常に残念でならない。
『作品には関係ない』っていうかもしれないけど…。
やはり素直に素晴らしいと言えなくなるよね。
素晴らしい俳優陣だった。
ロバート・ダウニー・Jr以外はね。
…って結局こうなるわな。