ろーしゃーく

オッペンハイマーのろーしゃーくのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
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IMAXレーザー字幕で鑑賞。
超久々のIMAXだったんですが、上映前のカマしタイムが昔より進化しててそこからアガりました。

正直な所、感覚の違いみたいな所にはやっぱり事前に若干の不安はあったし、小学生時分『はだしのゲン』の原爆描写にめっちゃビビらされてた身としてはやや恐怖描写が物足りなくも感じましたが、かなり誠実ではあると思うしぶっちゃけそりゃまぁ良かったです。
特に音&映像の圧によって生々しく感じられる"怖さ"は重要なポイントの一つだと思うので、IMAXで観た方がより良いんだと思います。

ノーランさんのある種の"理屈"感と理論物理学者としてのオッペンハイマーの姿が重なったりもして。「大気に引火して無限に爆発が連鎖するのでは?」てな懸念とラストの繋げ方なんて、めっちゃクリストファー・ノーラン!って感じでしたねぇ。

上映前に熱量の高いオタク的なファンの方を何組か見かけて、「ノーランさんって、かなりハイテンションな支持のされ方してるのね」と個人的には結構意外に思いました。
僕も割と好意的な方ではあると思うけれど、あくまで"無邪気で思考実験的な話が好きな人"ってイメージで、個人的趣味のど真ん中って感じではないからそんな事を思うのかしらん。
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