これは日本人として、きっとこれまでの知識や知見からさまざまな感情がごちゃまぜになりますが改めて、観てよかったです。
歴史的な事実の裏では想像しえないこんな苦悩もあったのかと。
戦争や原爆の悲惨さを直接的に伝えるものではなかったが、私たちはそれを既に知っているので歴史の裏と表が繋がるような映画でした。
オッペンハイマーの世界観はキュビズム的であった。ピカソは同じ時代に同じ風景をみて絵を描き、オッペンハイマーは同じ時代に同じ風景をみて原子爆弾の開発をした。
オッペンハイマーがキュビズム期のピカソの絵を鑑賞するシーンが印象的でした。
細部まで復習してもう一度映画館で観たい。