第二次対戦中、原子爆弾を開発する"マンハッタン計画"を指揮したアメリカの物理学者ロバートオッペンハイマーの成功と苦悩が描かれる。
オッペンハイマーの心が揺れていく葛藤を追体験するような作品でした。物語は彼の視点で進むので、彼が実際に見ていない広島･長崎の被害については直接は描かれていない。物理学研究の果ては大量破壊兵器とは…。頭が良すぎて開発成功したらどうなるか全部見えていたのに知的好奇心は止められないんだろうな。作れても使用に関して権限が無くなす術なし。
爆発の音圧がすごくて、その場で体感しているかのよう。
今なお続く戦争や核の脅威に改めて世界が関心を持つきっかけになっているはず。
時系列が行ったり来たりでやはり難解ノーラン笑 キャストが豪華で知っている顔いっぱいだったから、登場人物多すぎて分かりづらい問題は軽減してるかな。
2024: 031
